年明けから業務でiOS開発を担当することになったので、ここ一ヶ月半で何をして何をしなかったのかを書きます。
目標
一ヶ月でiOS開発に必要な知識のベースをつける
キャッチアップしないと行けなかったこと
やったこと (最初の一週間)
ここで課題が発生します。
眠くなります。
ただ、トリセツ読んでるだけでは集中できずにすぐ眠たくなることがわかりました。
そこで手を動かそうと思います。
やったこと(次の一週間)
Appleの公式チュートリアル「Jump Right In」
これがすごく良かったです。
Xcodeの使い方からViewControllerとViewの関係、TableViewControllerまでの実装を学習できるのと、TableViewControllerがわかるとおおよそのアプリがどう作られているのかがわかるようになりました。
あくまで主観ですが。
これを一周完了した後にRxの学習をしました。
そしてつまづきました。
その段階で気づいたこと
- swiftを100%理解していない
- xcodeの操作で迷うときがある
- RxSwiftを理解するにはFRPをなんとなく理解する必要がある
- Cocoaプログラミングおろか、まだxcodeの使い方すらおぼつかない。
つまりまずやるべきは
- 開発にすぐ入れるレベルでのswiftの理解
- xcodeの使い方で迷わない
でした。
僕に限らず初学者にありがちなのが、開発環境構築や開発に必要なツールの理解が甘くて、挫折すること。
僕もその一人ではありますが、業務で行うにあたって挫折は許されないので、まずは開発環境の理解とswiftの理解に重きを置くことにしました。
んでそのタイミングでやることを絞り、
- xcodeとswiftの理解をすること
を最重要項目として
- Jump Right Inを何も見ずに作りきれるレベルで暗記する
- Swift 実践入門を読む
- CocoaプログラミングでJump Right Inに出てくるものは暗記する
でした。
優先順位としては
Swift > Cocoa >それ以外
って感じで進めることになります。
やったこと(残りの期間)
残りの期間はとにかく「Jump Right In」をひたすら写経。
わからないAPIはAppleの公式リファレンスを読む。
幸いにして、Google翻訳にニューラルネットワークが導入されて翻訳精度が劇的に向上していたので、分からない分をそのまま邦訳かけても大意をつかめるところまでは可能でした。
上記を繰り返しておそらくですが、Jump Right Inは5〜6回くらい、公式リファレンスもわからないところは何度も調べたので、おおよそリファレンスのみかたや、実際にxcode上でAPIのソース読んだりとiOS開発にあたって必要なことを一気に頭に詰め込みました。
何度かやっているとswiftのお作法やappleのお作法も勝手にインプットされるので、いちいち確認することなく、とりあえずコーディング規約や言語仕様は当たり前だよねという感じで理解できるようになり、swiftも読めるようになってきました。
気づき
受験勉強しているときみたいでしたが、未経験のスキルを学ぶ時に、躓く箇所として
- ツールの使い方
- 開発環境の理解
- ググり方
っていうのはおおよそ共通して躓くところではないかと思います。
そこで、言語の仕様の理解と開発環境の使い方の理解に重きをおいて、短期間に一気に詰め込むっていうのは案外自分に向いている学習法であることに気づきました。
1ヶ月という比較的猶予を与えられていたので、スケジュールを微調整しながら学習することはできました。
とは言え、反省点も多く、最初に色々寄り道しなければもっと色んな学習をできたのではないかなと思います。
何か新しく学習することは、この仕事についている以上避けられず、また、いつ何時そのタイミングが訪れるかわかりません。
特に僕はエンジニアとしてのスキルはまだまだなので、多少効率が悪く、また、同じことの繰り返しで不安になることもありますが、そこは我慢して、どうすれば最短で業務に入れるのか、業務に入った後も自走しながらiOS開発をキャッチアップできるのかを考えて、今回のような学習をしました。
今は一通りのコードは読めるようになってきたので、多少なりこの学習方法は自分にあっていたのかなと思います。
学習に必要な期間、スキル、OJTなど、置かれた環境で異なると思いますが、学習方法の一つとして、写経を繰り返すっていうのは有効です。
※今はRxの理解が追いつかずつらい…