Overview
Cursor Editor でプルリクエスト作成前に "セルフレビュー" をいれているのですが、これが思っていた以上に効果的だったので、このことについて書きます。
Cursor Editor の @PR エイリアスを利用したコードレビュー
Cursor Editor の @PR というエイリアスで master との差分のみを LLM の解析対象にいれることができます。
これを利用すると、一旦ある程度実装が終わったときに、その実装範囲を対象にした LLM によるコードレビューを入れることができます。
レビュー結果を出力して採用したければそのまま Accept をすれば変更すら自動化できます。
セルフレビューの効用
タイポの軽減
まずいちばんに感じたことはこれでした。
変数名だったりファイル名だったりといったところに潜む ありがちなタイポが劇的に減ります。
プルリクの Description の出力負荷経験
プルリクエストの Description を出力させることもできます。
「書かないといけないとわかっていてもやっぱりめんどくささを感じてしまう」ポイントだと思いますが、自分は極力そうならないようにと意識しつつも込み入った差分になるときは 「 @PR プルリクエストの Description を出力して」というプロンプトで、説明文を LLM に書いてもらっています。
レビュイーの負荷軽減
上記 2 点が改善されるだけで、そもそものプルリクエストのレビュー負荷が減ります。
また、差分においてコメントを残した方が良いポイントやテストケースの追加、より良い実装も提案してくれます。 時折、冗長すぎるコメントを残してしまうこともありますが。
ケアレスミスを軽減できる価値
自分はかなり注意力散漫なタイプで、人生でもケアレスミスに苦しんできたタイプでした。
プルリクエストもフィードバックを取り込むことに躍起になって前述したタイポなりコメント不足なり、テストケース不足といったことに悩まされて来たエンジニア人生でした。
直そうと思ってもやはり日々仕事してる中で事前の「見直し」といった作業が習慣化しなかったり、してもミスっていたりといったことが多くレビュイーに負担をかけ続けてきたなかで、このセルフレビューは個人的には画期的な発明だと感じます。自分と同じようなタイプの方にも刺さるんじゃないでしょうか。
Vibe Coding による出力は期待値のブレも一定ありますが、少なくともその出力において自分が述べている「ケアレスミス(人間的なミス)」はほぼ無いという安心感があります。
僕自身は LLM によるコーディング支援はものすごくありがたいと感じますし、自分がペインに思っていたところがバチッと現実の業務にも速攻で生きています。出力ガチャばかり注目されますが、現実の業務に生きるポイントというのはこういう(相対的に)地味なポイントなんだなと感じました。
最近のお気に入りは @ PR で作った差分に対してセルフレビューを回せる機能。自分はタイポやコメント間違いなどのケアレスミスが多くてレビュアーへ負担をかけてしまうタイプなので、PR作る前に差分の意図を渡してCursorでレビューしてもらうことでミスを減らせるのが自分にもチームにも非常に良い。
— emahiro (@ema_hiro) 2025年3月18日