Overview
こんな一連のツイートを見て、コーディングエージェントを使って実装した時のソースコードレビューの仕方って、そういえば自分もここ半年くらい色々試していたので、その遍歴と2026年夏現在の自分の状態ををまとめてみます。
Review pull requests and make follow-up edits without leaving Codex.
— OpenAI Developers (@OpenAIDevs) 2026年7月16日
PR Chat lets you ask Codex questions about a specific pull request in context. Inline code editing lets you send review feedback to Codex, inspect the proposed patch inline, and edit, accept, or reject it. pic.twitter.com/4evMufbEIt
review pull requests and make follow-up edits without leaving herdr.
— herdr (@herdrdev) 2026年7月17日
do things your own way: check out one of these plugins; or, if you have a different ux in mind, ask your agent to build you a custom herdr plugin!https://t.co/Gv4M64tFakhttps://t.co/t1Uki9lKTC… https://t.co/p1ppzBtDl9
※ 各パターンの良し悪し、便利・不便は全て僕個人の主観です。
GitHub の PR
一番スタンダードな方法かなと思いますし、自分も AI Coding を始めた当初はこの GitHub にアクセスしてレビューする方針でした。
ただいちいち該当 PR を開かないといけなかったり、ブラウザ上での動作が必要だったりして、若干使いづらさを感じてもいました。
レビューした内容についていちいち agent に伝えないといけないのに、GitHub でコメントすると、agent に再度 ghコマンドか何かで PR の内容を参照させる必要があったり、これはこれでトークンの消費量が気になるところです。
今でも GitHub の PR を見て作業することは一定残っていますが、コメントを即 fix させたりとか、CI が落ちときはそれをそのまま LLM に伝えて編集させるみたいなことはやっていて、PR が中心にはありますが、PR を中心にするのは結構めんどいなと思います。
Desktop アプリ同梱のレビューツール
自分が一時期結構ヘビーに使ってたのはこれです。
codex app の 使い勝手が極めてよく CLI ツールから Desktop アプリを使うのも悪くないな、というか CLI ツールを一時期使わないでも色んな機能が充実してる Desktop アプリの方がいいなと思うことが増えたので、後述の herdr が出るまではメインで使っていました。
GitHub の PR をそのまま使うのと一番の違いはやはり「ブラウザを開かなくて済む」ってことでこれはこれで体験としては良かったと思います。使っていた Desktop アプリの印象は以下に書いておきます。
Claude
Diff のレビューという観点では特に特色はないです。普通に差分のレビューと差分に対してのコメントができます。
レビューという点では特色がないですが、レビューの修正という点に関しては auto reviewfix という機能があって、これをセッションごとに enable しておくと、PR 作成 -> PR Review -> Review comment を自動で fix までしてくれます。
codex, cursor と比べると Github 上の PR の詳細を見れなかったり、微妙に機能面で劣ってるとは思いました。
Cursor
Claude Desktop と同様 Diff のレビューという観点では特段特色はないです。
後述の codex と同じような機能展開で、codex メインで使っていたときには cursor の使い勝手も良いと感じました。
Codex
Overview に載せたポスト見ればわかりますが、PR のレビュー機能は一番充実してました。
AI が書いたコードをこちらがレビューするときも、Description を修正するときも Desktop アプリ上で全て参照できる+差分に対してコメントしてそれをそのままプロンプトとして Agent に送信できる UX はとても快適、 codex app 上で開発の全てが完結する、という意思を感じます。
CI の実行結果まで同期してるので、CI が fail してるときはその fail した CI のジョブの情報を取得して修正する自動プロンプトも兼ね備えていてこれもとても便利でした。
claude の auto reviewfix とは違ってコメントや CI Fail した結果は自分で Desktop 上からアクションを取る必要があるので、ここは claude を真似て欲しかったポイントです。
ターミナルエミュレーター上の Viwer
Difit, Crit, hunk
後段の herdr-reviewer も同様なのですが、似たような課題を解決していて、local でレビューアプリが起動し、 GitHub を開くことなく差分のレビュー、フィードバックが可能です。
Crit と Difit はブラウザを開いた上でレビューをするのが基本動作なので、やってることは同じです。 Crit の方が UI としては好みの人が多いんじゃないかな?と感じました。綺麗で動きも滑らかです。
hunk は Crit と Difit と異なりターミナルで完結するレビューUIを完結できます。この点はターミナルから動きたくない、という人向けなのかなと思いました。
Desktop アプリをメインで使ってるときは同梱されてる差分 Viewer をよく使ってましたが、CLI ツールをメインで使ってるときは自分はあまり多くを求めないタイプで、この手の課題を最も最初に日本で解いていた Difit をメインで利用していました。
herdr-reviwer
今の自分はこれを使っています。
実はつい先日 herdr を知り、非常に使い勝手が良いターミナルマルチプレクサのソフトウェアで気に入ったので、herdr 利用を機に Desktop アプリ利用から CLI ツール利用に戻ってきていました。
その中で上記の herdr のレビュー用のプラグインの情報を見て、herdr の中であれば hunk 同様にターミナルから動く必要はなく、また agent へのフィードバックの送信方法もサクッと終わってしまう(ショートカットが用意されています)ということがわかり、herdr-reviewer を使って差分のレビューをしています。
今は実装するときに claude と一緒に会話しながらプランを立て、それを codex に実装してもらうときに herdr 経由で別 pane を開きそこで実装してもらう、というフローにしているので、ここをベースに実装が完了して codex の pane が終了したら自前で herdr-review を起動して差分をレビュー。気になるところがあれば、コメントしてそれを herdr 経由でそのまま claude にレビュー観点として渡す、というワークフローで開発をしています。
1週間ほどこのレビューを入れた形で進めましたが、ブラウザに逃げなくて済む、ターミナル上で概ねやりたいことを解決してる、ということが実感できていまし、Desktop アプリ何個も開かなくて済むという体験の良さを感じます。
所感
AI の書いたコードをレビューする、という一点に絞って自分の遍歴と今の状況をまとめてみました。自分でも結構色んなツール(主に Desktop か CLI 化が大きな分岐ではある)に手を出してることがわかりました。パラダイムが変化してる最中にあっては使うツールも2,3 ヶ月に1回コロコロ変わっていくなと思います。