swiftのタプルについて
公式リファレンス呼んだ備忘録
php, rubyと経験してきて、swiftを学習し始めてから「tuple」という概念を知ったのでまとめます。
タプルとは?
タプル(tuple)とは、複数のものからなっている組の構成要素数を表している集合数詞である。2つ組、3つ組などのそれぞれを表す英単語が一般化された言葉から派生し、数学や計算機科学などの分野では、通常順序つけられた対象の並びを表すために用いられる (出典: 日立ソリューションズ IT用語辞典)
タプルとは集合数詞ということで、なんかよくわからないものと捉えてましたが、Collectionというより変数に近い扱いをするものだと理解して続けます。
タプルの定義と使い方
参考 : Swift Gideline
// 定義の仕方 let httpStatus404 = (404, "Not Found") // タプルごと定数定義もでき、アクセスもできる let (statusCode, statusMessage) = httpStatus404 print(statusCode) // => 404 print(statusMessage) // => Not Found // ワイルドカードもつかえる let (statusCode, _) = httpStatus404 print(statusCode) // => 404 // tapleで宣言された変数へのアクセス方法 let firstElement = httpStatus404.0 // 404 let SecondElement = httpStatus404.1 // Not Found // 要素に名前をつけることもできる let httpStatus200 = (statusCode: 200, statusMessage: 'OK') let statusCode = httpStatus200.statusCode // 200 let statusMessage = httpStatus200.statusMessage // OK
使い所
イマイチ最初tupleの使い所がわからなかったのですが、座標とかまさにこの形だなと思ったり、要素でまとめられる場合、配列やディクショナリといったCollectionを使わずに、要素を扱いたい時に使えるかなと言った印象。 積極的に現場で使っていきたい。