Overview
モバゲーのアバターが VRM 形式で出力できるらしい(※期間限定)ので試してみた話です。
※ 一部課金が必要になります。
TL;DR
- Mobage にログインして自分のアバターを VRM で出力する。
- 出力した VRM を Kalidoface 3D はじめ VRM アップロードに対応してるサービスに取り込む。
- モバゲーアバターに受肉できる。
手順
Mobage のアカウントを作る
作ってください。
スマホでアクセスする
スマホで上記のプレオープンされてるサイトにアクセスします。
※ VRM で出力するにはブラウザの UA を SP にするだけでは駄目でした....。
そうすると以下のような手順が表示されるので 3D 出力できるきせかえ画面に遷移します。
アバターを着せ替え 3D 出力を開始する
ここで、VRM で出力する条件にある プレミアムクローゼットを事前に 1 枠以上(1枠 525 円税込) を事前に購入しておきます。
購入はアバターのページから買えます(動線分かりづらいですがw)
購入したら適当なアバターの衣装を購入して着せかえます。
着せ替えが終わると以下のような 3D 出力する案内が出ます(多分)
そのまま出力を開始します。
これは非同期で出力され、完了したら Mobage のチャットに通知が来ます。
きせかえアイテムによって VRM 出力に対応してるものとしていないものがあるようです(表情とかは現時点では駄目っぽい)
出力を開始すると以下のようにチャットに通知が来る旨が案内されます。一応時間がかかるらしいですが、僕がアクセスしたときは一瞬で出力完了しました。
そんなに使われてなかったのだろうと思います。
PC からブラウザ でMobage に入って VRM モデルを DL する
ここからは UA を SP にしても可能です。ポータビリティ性考えると PC ブラウザで操作するのが楽だと思います。
3D 出力リクエスト後、Mobage のチャットに遷移すると出力が完了した旨の通知が来ます。
チャットの詳細で DL のリンクを踏むと DL されます。
VRM に対応してるサービスにアップロードする
VRM 形式で出力されてさえしまえば VRM に対応してるサービスどこでも出力した Mobage のアバターを使えるので試しに Kalidoface 3D にしました。
OBS 経由で配信も可能でした。
ただ、上記でも記載したとおり表情等はまだ 3D出力には対応してないので、無表情でただアバターが動くだけです。
正直若干不気味です。
下の画像は現職の Slack の Huddle 内でモバゲーアバターを被って配信してるところです。
Kalidoface では何も問題がなかったので、ついでに Cluster でも試してみました。
行けました。
これでモバゲーアバターで Cluster のワールドを闊歩できます笑
まとめ
期間限定ですが、令和の時代にモバゲーのアバターに受肉する体験をしました。
ガラケーで見ていたあのアバターに令和の時代に 3D でなりきれるとは思っても見なかったのでノスタルジーを刺激されます。
会社で OBS で配信してみたところある年齢のより上の世代には割とウケました。
こんなことをするために何年かぶりにMobage 内を色々探索したりしてました。めちゃくちゃ色々迷子になりました。
余談
VRM 形式で出力してくれると VRM に対応してるサービス感でアバターを持ち運びできる(ポータビリティ性が高まる)のでメタバース云々言う前にとりあえず VRM をアップロードできるサービスがたくさん増えるといいなと思いました。
VRM (に限らないけど任意の汎用的な規格) に "簡単に" 出力でき(他サービスでも使え)るというのは、色んなところでもっとコミットされても良さそうな仕様に思える。ポータビリティ性大事。
— Ema (@ema_hiro) 2022年11月8日