Overview
iTerm を長年使ってきましたが、ちょっと気分を変えてみようと思って別のターミナルエミュレーターを探してて以下のスクラップを見つけて、Wezterm を使い始めてきました。
余談ですが、このスクラップにも言及されてるようなターミナルエミュレーターは最近 Rust 製のものが多い印象ですね。
インストール方法
以下のインストール手順に則ってインストールします。
Mac 版のインストール手順で自分もインストールしました。
なお、最近は brew update か go update(たまに npm upgrade) で手元のツールを一括管理したいので、自分は brew tap wez/wezterm
を採用しました。
設定
設定方法も詳細にドキュメント化されています。ここまでドキュメントにしてくれる無償ツール、ということで頭が下がる思いです。
設定ファイルは $HOME/.wezterm.lua
を作って lua で記述します。
といっても lua は見た目が Javascript っぽいですし、そもそも return されているオブジェクト内の property を追加していくだけなので難しくはありません。
自分はあまりカスタマイズしない主義なので、とりあえず初期状態で以下のように設定しました。
local wezterm = require 'wezterm' return { font = wezterm.font_with_fallback { // フォントの設定 (※1) 'HackGen Console', 'Menlo Regular' }, font_size = 17.0, // フォントサイズ color_scheme = "Dracula", // Theme window_background_opacity = 0.93, // 背景の透過 }
※1. ここでは手元にインストールされていないフォントがあったときに FallBack をしてくれる property になります。ドキュメントにも書かれています ->
Fonts - Wez's Terminal Emulator
ここまでターミナル側で設定させてくれるツールも少ないので優秀なツールだなと思いました。
使ってみて
とりあえずサクッと使っていますが、基本的な設定は全て iTerm を踏襲してるので、ターミナルの使い勝手はそこまで変わっていないです。
ただターミナルの軌道と環境変数の読み込みが iTerm に比べると体感ではっきり速くなっていると分かります。
まだ移行したてなので、もう少し使ってみて所感を確かめてみようと思います。