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Drastically Repeat Yourself !!!!

現職で5年目を迎えた

3/1 で現職に努めて 4年を終え、今年から 5 年目に入る。

今までのキャリアで3年以上同じ会社に努めたことはないので、現在進行系で最長在籍記録を更新中でもある。

3年もいると色々飽きてくるタイプではあるけど、毎年少しずつ違ったことにチャレンジさせてもらえるというのはありがたい限りである。

キャリアとしても20代は幾つかの会社を転々をしつつも、30代になって腰を据えて一つの会社でキャリアを積める、というのは履歴書的にも綺麗だな〜と思ったりも最近している。

今までほど開発そのものに関われる(コードを書くことそのものにコミットする)わけではないけれど、会社として求められてることを着実にこなしていくことにも面白さを感じている。こういうのをいわゆる「目線が変わった」というのかも知れない。
実装や要素技術そのものにコミットするのは自分より得意な人がいるので、適材適所ではないけれど、うまく知恵を借りながら結果を追求していく、ということそのものに面白みを感じるようになった、と言えるのかも知れない。ずっと「技術にこだわったうえで技術は手段と割り切りたい」と思っていたけど少しそこに近づけているような間隔も覚える。まだ道半ばだけど。

まぁ一方で在籍期間も長くなってきて、老害ゾーンにも足を踏み込みつつあるので、身の振り方などは意識していかないとなとも思う。仕事は多くの場合「何をいうかではなく、誰が言うか」という側面が大きく、ここを否定しては大きな結果は得ることができない。自分の影響力なんて微々たるもんだけど、「古株の言ってること」みたいなものには上はともかく現場はどうしても左右されてしまう人もいるので、そうならないように気をつけたい。誰が言ったかでなく、何を言ったかが大事で、そういった感情で動かされない人ももちろんいるけれど、人間は感情で動いてしまう生き物でもあるので、それを理解したうえでコトに向かっていくスタンスは続けていきたい。

正直、ここまで長く在籍すること想像していなかったので、次のキャリアを自分はどうするのか?というのは目下悩んでることである。

この仕事を始めた頃にフワッと思い描いていた社会的に意義のあるプロダクトに関わるということは現職で叶ってしまっているし、そもそも社会の動きが変わっている中の本流で仕事をできることはキャリアとしてもなかなかない体験でもあり、これ自体にはやりがいと関われてることの満足感は強く感じる。

ただ、これを経験してしまった自分の次のキャリアというのは、どこに向かっていくべきなのか?最近よく考えている。尚まだこれといって答えは出てない。
色々お話を聞く機会もあるけれど、ある程度ふわっと固まってるのは「2B よりは 2C の方が肌にあってそう」ということや「組織もいいけどプロダクトの強さ、面白さを語れるところに魅力を感じる」くらいの粒度の粗さを再確認をするのみで、これも明日には考え方が変わっているかも知れない。

まだまだやれることは多いし現職を頑張るつもりでいるけど、「その次」みたいなところは少しずつ考えていきたいなと思う。