2026年1発目の記事です。
新年初っ端からとりとめのない思考の dump を投下します。
自分が社会人をはじめてからうっすら意識していたことに「凡人でもとにかく健康であり続け、あらゆる面で "穴をあけない" ようにする」ということがあるのですが、最近になってこれを表す 無事是名馬 という言葉があることを知りました。
無事是名馬の意味は以下です。もともとは競走馬のコンテキストの格言ですね。
無事之名馬(ぶじこれめいば、無事是名馬とも)とは、競走馬を指して「能力が多少劣っていても、怪我なく無事に走り続ける馬は名馬である」とする考え方を表した格言である。
自分が「無事是名馬」という言葉を知る前から、無事是名馬のスタンスで社会人生活を遅れてきたのは大学時代のバイト先の社長から言われた 不調の時のMAXが君の本当の実力 、 下振れの最大値を上げることにコミットするのが大事 、 体調管理こそ自己管理 という言葉と、新卒で入った会社の新卒のメンターだった当時の人事部長から言われた 月曜日だけは絶対に休むな という言葉がずっと意識の何処かに引っかかっていたからだと思います。
社会人始めたての頃はあまりこの意味をちゃんとは理解できてませんでしたが、社会人を続ける中でかなり芯を食った言葉だなと思うようになりました。
若いとあまり意識できませんが、 健康であり、メンタルの波を小さく、"継続的に"打席に立ち続けることができるひと ってなかなかいません。
自分が常にそうだったと自信を持って言えるわけではないですが、少なくとも自分はあまり休むタイプではなかったのは事実です*1
正直今の自分があるのは、仕事にちゃんと毎日来れたからというだけと言っても過言ではありません。社会に出てから10年以上経ちますが、これをやり続けられるということはめちゃくちゃ価値があります。なぜなら人は簡単に体調を崩すからです。自分の子供を見てると痛感します。
(そして親である自分も最近はよく巻き添えを食らいがちです)
また週末の疲れを月曜日に残して週明けに休む人は普通にいます。
別に個人のプライベートのことをどうこう言うつもりはありませんし、言う権利もないですし、それこそ病気をされてる方なのは難しい局面もあるので月曜に休むことが悪いことだとは自分も考えていません。あくまで健康的に過ごせるひとをスコープとしたうえで「月曜だけは絶対に休むな」というのはこういうことを指して言っているのか、と思いました。
自分がプレイヤーでいると、自分のコンディショニングの責任を取るのは自分だから、他人からとやかく言われることじゃないと思いますし、そう捉えるのが普通です。ただ、自分が何かを任せる立場になったときに「月曜のコンディションに影響が出るような過ごし方をする」ひとをどう見るか、ということを考えてみてください。
一週間の中でどの日でも同じですが、やはり人の性質が色濃く出るのが月曜日だと思いますし、月曜日だけは絶対に休まないほうが責任あることがらを任せられるひとになりやすいんじゃないでしょうか。
そしてこれまた社会に出てから知りましたが、無意識化でこの 稼働率 を見ていることが多いように感じます。
稼働率そのものが評価項目になることはありませんが、「なんだかんだ毎日見かけるな〜」というひとには、なんとなく仕事を任せてみようとなりがちです。
自分もそれなりにサラリーマンとして過ごしてきて思うことですが、その場その場の意思決定において、少なくとも最初の依頼順という意味では、能力より稼働率が優先されてしまうことが多いと感じています*2
結局この"先に"の部分の繰り返しが複利となって効いてくるのでしょう。
時間が経つ結構な差が開いてしまいます。
話はそれますが、自分がサッカーが好きで推しのチームの試合は毎試合見ています。
その中でいい選手と思う項目の一つに「怪我耐性」があります。スポーツにおいて怪我はつきものですし、致し方ないものもありますが、防げるものもあります。
日本代表でワールドカップ5大会連続の出場を目指してる長友佑都選手がとある試合のレビューで以下のようなことを言っておりました。
90分を通じて足も攣らず、フィジカルコンディションも問題なく戦えました。「みんな足攣り過ぎだろ、俺は張っているところすらないぞ」と思いながらやっていました(笑)。
ref: 8/27 浦和戦 MATCH REVIEW & INTERVIEW | FC TOKYO FANZONE | FC東京
いや 40歳目前の選手ですよ?それで8月末の猛暑のなか、中2,3日で試合していて足攣らないってどういうことですか?他の選手は味方相手問わず攣ってるんですよ。結局こういうメンタリティと自己管理できる選手だからこそ前人未到の5大会連続ワールドカップというものを目指せる息の長い選手になれるんだと思います。
長友選手は日本サッカーにおいては誰しも認める名選手ですし、まさしく無事是名馬だと思います。
話を戻します。
社会に出て活躍してる人を見るとそれ相応の才能の持ち主なんだろう、と思うことは多いですし、実際才能も体力もある方もいらっしゃいます。自分もそういう人を見て嫉妬することはゼロではないです。
ただ、一方でいわゆる自分のような普通の人でも無事是名馬を貫いてるといろんなチャンスをもらえたり、たまに評価されることもあります。
今は育児もあって 無事でいる難易度が上がっています が、2026年も無事是名馬で頑張っていこうと思います。