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Drastically Repeat Yourself !!!!

(ほぼ)初めての自宅(リモート)作業をしてみた話

注) プログラミングネタではないです。

自宅作業の経緯

職場でインフルエンザが流行し、感染防止のために学級閉鎖の如く、所属している部署全体で自宅作業推奨になったため、期せずして自宅作業をする機会を得ました。
リモートで仕事するのはほぼはじめてだったので、実際にやってみて感じたこと、工夫したことをまとめました。

※ これは職場の緊急的な措置で、決してこの状態を肯定しているわけでも、期待しているわけでも、リモートにすべきだみたいな意見を持っているわけはありません。ただ、個人としては少しワクワクはしていました(笑)
※ なお、普段は基本的に出社するのがルールになっています。

自宅作業時期

1末〜2頭の3日間。
※ 本当は4日の予定でしたが最終日は予定があったので出社しました。

さまり

先に結論を述べておくと、僕個人の感覚としては、「やっぱり仕事は会社でしたい」ということを再確認しました。
エンタープライズ向けサービスの企業ではリモートが推奨されてますし、世の中の流れとしてもリモート推し的な空気を感じますが、個人の感覚としては会社の方が生産性が上がると感じます。
これは僕の主観なので、リモートの方があっている人ももちろんいると思います。
ただ、やはり100%リモートにするには色々超えないと行けない壁が大きい気がします。

ちなみに、リモートで業務をしてみて、仕事をする上でよかったことや、普段と違うことで気づいたこともありました。
仕事をする上でにリモートも選択肢としてあるのはプラスなことだと思いました。

リモートをしてみて

  • よかったこと
  • わるかったこと
  • 気づき/工夫したこと

よかったこと

通勤時間分寝れる

重要です。起きた時に「あ、そうか今日いかなくて良いんだ」って思って30分余計に寝ました。(起きろよ)

ひたすら自由

会社は公共の場なので、当たり前ですが周囲に気を使います。
それがないのでストレスフリーでした。
ジャージや寝癖のまま仕事しても誰もに文句言われませんし、誰かの目を気にする必要もありません。(ただ、この弊害はあります。後述します。)

細切れ時間を有意義に使える

ビルドしている最中やテスト回している間だったり、チャットのレス待ちのちょっとした時間に洗濯機回したり、食器洗ったり、掃除機かけたりしてました。
会社にいると、手持ち無沙汰の時間にコーヒー買いに行ったり、スマホゲームでガチャ回したり、ニュース見たり、Twitterしたりと、あまり「生産的でないこと」に意識をもってかれてますが、家事をすると少し生産的なことをした気分になって良いです。

自宅に引きこもるのでエコ

僕は基本家にいると決めた時はずっと引きこもるのでほぼ自炊です。
光熱費はかかりますが、外食したり飲料水買ったりするお金を使わずに過ごせるので、僕にとっては非常にお財布に優しくエコでした。

わるかったこと

メリハリつかない

多分、僕がリモートに向いてない理由の1番はコレです。
生活の延長で仕事しているので、よく言われるようにメリハリつかないです。
なんかダラダラしてるなーって感じることがありました。
今回は4日間限定だったので、なんとかなりましたが、これ、ずっと続いたら確実に自分はサボり始めると思いました。

プライベート見られるのはいい気分はしない。

オンラインMTGでビデオ通話したんですが、インカメで部屋の一部が映るのはあんまりいい気分しませんでしたw
こういうとき書斎とかあるとすごくいいんだろうなー。

(たぶん)太る

手の届くところにご飯やお菓子があるので、ひたすら何か食べながら仕事してました。コレ続けたら多分太ると思います。

気づき/工夫したこと

ここからは個人の感覚レベルでの気付きや、工夫したことを書き出します。

身だしなみは整えたほうが良い

寝間着でデスクに座ってもなにも始められません。
顔洗って、髭そって、着替えましょう。
コレだけで大分違いました。

家事大事

お昼ごはん作ったり、細切れ時間に洗濯もの干ししたり、業務とはコンテキストが全く違うことをするのでいい意味で頭の切り替えになります。というか勝手に切り替わります。
職場だと昼時にもネットニュース見たりとか、中度半端にエンジニア脳が残るので、実はこれ、脳のエネルギーを無駄に消費しているだけなんじゃないかって思いました。

オンラインMTGは十分MTGになる。

ハングアウトでオンラインMTGしたんですが、もうこれ十分MTGになりますね。
オンラインMTGの進歩を身をもって痛感しました。
段取りをちゃんとしてもらったというのもありますが、別にその場にいなくても会議はできるもんですね。
(ただ、インカメは大敵ですw👆上述)

ちょっとしたコミュニケーション大事

お昼行く時にslackに「昼行ってきます〜」と書いて、戻ってきたら「戻りましたー」と書いて自分のステータスをちゃんと伝えること大事だと思いました。
不要な憶測や不信感軽減のため。

お昼ご飯に行く

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お昼ご飯から戻る

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※ 同部署にいるyoichiroさんにリモートで働く上での教訓を聞いていたので意識的に行いました。

ちゃんと説明するようになる

基本チャットしかコミュニケーションツールないので、自分のステータスをちゃんと説明するようになります。(上述の内容と少し被りますが。)
会社にいると対面・口頭確認に逃げられますが、リモートだとそれが効かないので、冗長でもちゃんと説明するようになります。
ただ、神経使いますし、チャットするだけで疲れちゃうなーってこともありました。
ここらへんは慣れなのかもと思いますが、ぶっちゃけあんまり意識してなかったツケですね。普段からもっと丁寧にコミュニケーションしとけよっていう話でもあります。

当たり前ですが、コミュニケーションって大事。 とはいえ、やはりチャットだけだと100%意図伝えきれないこともあるのかなーと感じて、会社で対面でコミュニケーション取った方が文章だけのコミュニケーションよりストレスレスだし、意思疎通は格段に速いと思います。
(言葉遣いにとかに対して厳しい人だと余計に疲れそうな気もします。)

椅子にはお金をかけたほうがいい。

自宅にはアーロンチェアを入れてます。同僚でも自宅の椅子が劣悪なのでやはり出社しますという方がいて、リモートするなら自宅の設備投資はマストだと感じました。

通勤時間が気分転換になるんだなーと再認識

僕には通勤時間にぼーっと景色眺めてたりするのが案外気分転換になってたんだなーって再認識しました。
会社にいかないとそもそも外に出ないので、それはそれで精神衛生上よろしくないなと。外の空気は吸ったほうがいいという教訓。
(※ 完全に個人的な感覚です。)

結論

最初にも述べましたが、やっぱり自分には会社の方が仕事するにはあってる気がしました。
理由はコミュニケーションコストと仕事モードへの切り替え。

やはり、対面のコミュニケーションによるスピーディーな意思疎通をリモートでは超えられないと思いました。
また、個人的には場所が仕事モードに切り替わるための重要な要素だったので、自宅のままだとどうしても勢いが出ませんでした。

ただ、リモートしてみて普段自分があんまり意識してなかったことにも気づけたこともありました。
リモートでの綿密なコミュニケーションだったり、通勤ストレスなかったり、ちょっとしたコミュニケーションの重要性認識したり。

働き方改革が標榜されてるからか、会社にいかないと仕事できないなんて時代遅れだ!リモート導入しろ!的な会社にいかないことが正であるみたいな空気を感じるのですが、実際にしてみた身としては、制度うんぬんの問題というよりも、個々人の状況に応じて取りうる選択肢に幅があることが大事なんじゃなかろうかと思いました。
いつもは会社に行くけど、たまにのっぴきならない理由で出社できなかったり、休むほどでないけど、風邪っぽくて周囲に感染させるのを防止させるために自主的に自宅作業にしたり、その他家族の問題があったりと、色々な理由があるときにリモートもいいよって言われるとすごく心理的に楽だろうなとは思います。実際そういう声聞くし。
(まぁ、書いてる僕自身は独身ひとり暮らしなので、ここらへんはあまり優先度上がってこないことではありますがw)

あんまり極端でどちらかに寄った意見ばっかり目にする機会が多いので、もっとその中間というか、時と場合によってどちらも選べるよみたいな考え方が広まっていくと良いと思いました。