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Drastically Repeat Yourself !!!!

Keychron を使い始めた

TL;DR

  1. Keychron Q2 (茶軸を使い始めた)
  2. キーマップのカスタマイズ便利 via Ramap

買った経緯

10年弱くらい HHKB を愛用していましたが、Bluetooth の相性がやっぱり Mac とあっておらず、タイピングにラグがあったりと特に M1 にしてから不安定さが以前より増したような気がしていたので、ちょっと一回別のキーボードを使ってみようかなと思ったのが始まりです。
有線版の過去の HHKB も手元にあるにはあるのですが、Type-S (BT含む)の打鍵感に慣れてしまうと有線版の打鍵感に戻れなくなってしまったので、結局一度 HHKB から離れてみよう、と思うに至りました。

その中でどれを使おうか考えていたのですが、以前からちょっと気になっていた Keychron の Qシリーズの中で Q2 の茶軸を購入しました。


使ってみての感想

使ってみての感想は以下です。

  • 茶軸の打鍵感は HHKB より軽い。
  • 右シフトキーの位置が HHKB と異なっていてまだ慣れない。(後述するキーマップの更新で↑と右シフトキーボタンを交換しようか迷ってやめました。)
  • 有線の方が入力自体は安定する。
  • 有線にしたことで Bluetooth の接続端末を一つ減らしたらマウスの方の接続とレスポンスが安定した。
  • HHKB から移行する場合はデフォルトのキーマップで Ctrl の位置に CapsLock があるのでこれは交換しないとキーの配列が全然慣れない。
  • HHKB は結構特殊なキー配列だったことを初めて知りました。
  • 自分でキー配列をカスタマイズするのが結構楽しくてキーボード沼にハマる人の気持ちが少しわかりました。

キーマップのカスタマイズについて

Keychron は QMK/VIA の規格に対応してるので外部ソフトウェア(公式では VIA が記載されています)を使ってキーボードのキーマップをカスタマイズ可能です。

keychron.jp

何故か自分はこの手順通りに進めても端末(キーボード)を認識してくれずカスタマイズの方法をどうしようかと考えていましたが、以下のエントリに助けられました。

salicylic-acid3.hatenablog.com

QMK を利用するなら現在は Remap と呼ばれるツールを使うのが良いらしいです。これは VIA と異なり、Webアプリでもあるのでこれはこれで、クライアントアプリを追加しなくて良いのは良いなと思いました。 また OpenID でのログイン機能があるので、端末(ブラウザ)を変えてもいくつか引き継げそうな設定があることも魅力でした。
実際にカスタマイズを進める手順ですが、以下のキーマップ設定の JSON ファイル集から Q2 JIS を選択します。(日本語のサイトだと Q2 JIS のリンクは載っていません)

Remap で DL した JSON ファイルをアップロードして以下のようなファイルを追加すると以下のようなマップの画面になります。

www.keychron.com

その中でどのキーに何を割り当てたいかは Drag&Drop で設定可能です。割当を行ったら書き込み(Flush)処理を行うと Key の設定が Flush されます。

かなり簡単にキーマップ設定の追加が行えました。