まえがき
人生で初めて子供と年末年始を共に過ごしたので思ったことを備忘録として書いておく。
子供過ごす初めての年末年始だった
自分は今までに30回以上(物心ついてから考えると20数回か)年末年始というイベントを過ごしてることになるけど、我が子にとっては当たり前だけど初めての年末年始なわけで、家族として過ごす年末年始も初めてなわけである。
不思議と子供がいるだけでなんとなく初めて年末年始を過ごす、みたいな錯覚に陥った。家族集まって過ごせるのも初めてであるし、そもそも奥さんはカレンダー通りのお休みの職業ではなく、一般的なサラリーマン、公務員が休日のときに仕事があるタイプの職種なので、一昨年結婚してるのに奥さんも含めて家族揃って年末年始を過ごすというのが人生で初めてだった事に気づいた。
そういえば、大学で上京して以降、誰かと年末年始の全てを自分以外の誰かと過ごすというのはこれまた自分でも初めてだった。(帰省はしていたが、実家にいても飽きるし、地元で時間を過ごす相手は歳を重ねるに連れて少なくなって行って今ではほぼいないので実家への滞在期間は長くて2泊程度だったりするのが結婚するまでのここ数年だったりしたので)
話は戻って子供と過ごす年末年始というのは新鮮ではあったものの、基本的な過ごし方はいい意味でいつも通りと変わらなかったので、実を言うと年末年始感はあまりなかった。
ただクリスマスだったり、大晦日だったりといったイベント類はやっぱり家族揃っていることでちょっと豪華に過ごしたりとかそういうことに気が回るようになった。自分ひとりで過ごしていたときはだいぶ異なったことを考えるものだなと結構驚いた。
まぁでも冷静になって考えてみると、今はまだ0歳の我が子も自分たち両親と一緒にこういったイベントを過ごしてくれる機会も数えてみるとそう多くないのかもしれない(*)と思うと、これから先の数々の節目やイベントはそれなりに記憶に残るものにしたいな、ということも考えたりもした。
※ 大学に行くまでは18回。もし付き合ってる人とか出来たらもっと早く両親と過ごしてくれる機会がなくなるのは早いかもしれない。
その他
家族と過ごすお正月だったので他にも気づいたことを書いてみる。
年末年始のテレビ番組は結構面白い
ある年齢を境に正月特番と行ったものをほとんど見なくなってしまっていたけど、今年は結構見ていた。
現職のプロダクトのCMがあるかも、ということもあってTVを意識的につけっぱにしていたことも関係してるが、子供がいると何かしら BGM をかけていたくなるが、動画サービス流しっぱでも同じコンテンツばかりが流れてくることもあって飽きるので、案外 TV というのは BGM としても優秀だなと思ったりもした。
子供が寝静まった後にも見ていたけど、自分たちが物心ついていたときにみていた番組の復刻版とか特番とかもやっていて案外面白いものだなと感じた。思えば子供の頃はお小学特番をめっちゃ見てるタイプの人間だったので、そういえば正月ってこんな過ごし方だったなと懐かしさも感じた。
特に紅白とか見ながら我が子は「どんなアーティストを好きになるんだろうね?」とか「何が好きになるのか?」みたいな会話に花が咲いて、今までの自分では考えもしないことを考えるものだなと自分が一番驚いた。
余談だが、正月早々気が重たくなるニュースが重なったけどテレビ局は比較的いつも通りのテンションで番組を放映してくれたので気の滅入るようなコンテンツを目にする機会を減らせてよかったかもしれない。その分 X (旧 Twitter) はだいぶ地獄な様相だったが。
こういうところも東日本のときの反省が活かされている?のかもしれないなと感じた(災害ニュースばかりを流さない的な)
年末年始は断捨離が捗る
年末年始は大掃除の機会といったけれど確かに家族が揃っていると今まで手を付けてこなかったゴミを捨てたりといった断捨離は格段にはかどりました。やっぱり普段から「これ邪魔だよね?」とか「これもう必要なくない?」といったことを会話していたので、今回は夫婦揃う初めての年末年始だったので一気に片付けたり、捨てた。
ただ、捨てたぶんだけ子育て用品が増えているので捨てたもののプラスマイナスはゼロかなと思う。
年賀状を書く
ある年を堺に年賀状なんて書かなくなっていたけど、子供の写真を載せた年賀状を親戚に送った。結構喜んでもらえた(と母親から連絡があった)
親戚の成長というのは老後の楽しみの一つらしい。まぁ結婚して以降実家に帰る機会もめっきり減ってしまったのでそういう意味では年に一回子供の成長を知らせるというのは親の義務なのかもしれないなと思った。
これも今までの自分では考えもしなかったことだなと思う。