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Drastically Repeat Yourself !!!!

2017年 ~振り返り~

一年も終わりなので今年の振り返りをします。
振り返り観点は以下

  • スキルスタック
  • 個人的トピック

技術スタック (個人的達成度)

Skill Commit Comment
Rails 4からあげる時に1から色々触ってました
合わせてrubyも1からいろんな書籍、資料を読んで学んだけど、いまいちrailsのエコシステムそのものには馴染めないなーと思いました。
Swift iOSとはいえ、スマホアプリ開発を理解できるようになったことはポジティブに技術の幅が広がってよかった。
とはいえ、実践で使うにはまだ稚拙...。
swift自体は非常に開発しやすくていい言語
関数型っぽいパラダイムにはいまいち馴染めないなと感じました。
Golang 今年のメイントピックの一つ
部署を異動して、Goでの開発を始めましたが、シンプルな言語仕様に加えて、エコシステムが出来上がっているので非常に馴染みやすかったです。
web系と言われるLL言語を使ってた時に感じていた課題感を大体クリアすることができていて、web系の新しいスタンダードになると思う言語だと実感しました。
ライブラリを改めて読むくせがついたことが今年の最大の進歩だと思います。(これは開発環境をIDEに移行したことも大きく寄与していると思います。)
GAE Goと並んで今年覚えたトピックの一つ。
インフラを管理しなくていい世界になったことに単純に感動しました。
このブラックボックスを毛嫌いする人はもちろんいそうだけど、個人的にはこれで十分なんじゃないかと思います。
大規模なプロジェクトでも採用実績はあるわけだし、これはインフラの第一選択肢になってしかるべきツールだと思いました。
GAEに付随して、Datastoreだったり、TaskQueueだったり、GAEの中のサービスもいくつか業務で使いながら理解することができました。
NoSQLのデータ設計はRDBMSの時とは全く違っていて、最初はとっつきづらかったです。
まだまだ深く触っていないツールもありますが、いわゆるフルマネージドな環境を使うことに慣れることができました。
API開発全般 json-schemaだったりAPIのリソース設計だったりといったことに本格的に触れました。
今までも経験してきたことではありますが、プラットフォーム開発をする上で必要となること(主に開発以外の部分ですが)を経験できたのは業務の幅が広がったと思います。

個人的トピック

好きな言語ができたこと

まだまだ経験が浅く、自分のエンジニアとしてのキャリアそのものに自信がなかったので、「言語や技術は問わない」ことを強みと思ってましたが、Goを書き始めて今まで感じていた課題感を全て真っ正面から解決されてしまい、ずっぽりこの言語にはまってしまいました。
言語にこだわりがあること自体はネガティブな捉え方をされることがしばしばありますが、もし、好きな技術を選択できるならGoを選びたいですし、働くならGoを書いて働きたいと思えるようになったは、進歩なのかもしれません。
(もちろん技術にこだわりがないことに変わりはありませんが、できることならGo書きたいなと思っています。)

個人でも何か作るときはほとんどGoを選んで使うことが多いです。

プラットフォーム開発を経験できた(現在進行形でしている)こと

プラットフォーム戦略的なことはよく聞くし、そこを目指しているサービスは星の数ほどあると思います。
今までも「〇〇のプラットフォームになる!」みたいな言葉をたくさん聞いてきたし、それは前職でも変わらずみんな言いたがることではあったと思ってます。
ただ、一開発者として、いざそれを作ろうと思って、「それ、どう作るの?」、「何が必要なの?」、みたいなことから「何をもってプラットフォームなのか?」みたいなことを全く知らなかったことに気づき、その中でプラットフォームの開発に関われたのは個人的にはすごくよかったです。
(今年発売されたこの本が非常に参考になったのは言うまでもありません。。。)

1サービスを開発しているときとは比べものにならないほどのステークホルダーの数と、調整、資料準備、コミュニケーションの数々、最初は面食らいましたが、でもこれらは全て自分がエンジニアのキャリアの中でしてこなかったことであり、今ここで身につけるべきキャリアなのかなと思って、技術以外のこともかなり時間を使っていました。

特にめちゃめちゃコンフル書いてました。ここ半年考えたら wiki:コード = 6:4くらいの比率なんじゃないかと思ってます。
多分これからもこれは続いていくんだと思います。

綺麗なコンフルの書き方とかすごい勉強しましたし、自身の文章のわかりづらさとかトンマナの不揃い感とか身にしみました。。。

ちゃんとブログ書くようになったこと

これは上に記載している、wiki力をあげる一環でちゃんと書くようにしました。
コード書く力も求められますが、文章書く力が実は地味に必要であることに、今年途中くらいから気づき始めたので、人の目に触れるものを書く練習しようと思ったのがことの発端です。

まずは、内容よりも書くことを習慣づけるために、個人の備忘録とか、ちょっと触って見たツールとかちまちま書いてました。
この傾向はしばらく続くだろうと思います笑。

ただ、アウトプットし始めたら、副産物でgithub整備するようになったし、本だけでなく、海外の記事等も時間見つけて読むように最近なってきたので、実はいい循環じゃないかと思っています。
あと、今更ですが、タイピング速度が少し上がりました。これは資料作成においては単純な効率UPに繋がってます笑。

まずは書くこと、ちゃんとした文章を素早く書くことができることを念頭においているので、あまり書いてて疲れないです。
来年はもう少しちゃんと質の高いエントリにも挑戦したいです。

総括

年度始めにアプリ方面に関わっていきたいという目標を立てたけど、結果的にはどっぷりサーバーサイド沼に浸かった1年でした。(年度って書いてあるからちょっと時期ずれます...)

ema-hiro.hatenablog.com

とにかくたくさんのことがあった1年だったし、キャリアとしては現在の開発チームに入ってからエンジニアというものを1から学び直している実感があって、しんどいことがほぼ大半でした。
3年間エンジニアを続けてきたけど、まだまだ自分なんてひよっこの部類で、しないといけないこと、できるようにならないといけないことがたくさんあって、それが実は技術に寄らないことまで広がっていて、本当に「ものつくり」は奥が深いと実感している毎日です。
技術の奥深さ、サーバーサイドの奥深さ、プラットフォーム開発の奥深さ、そしてなによりチームでのもの作りの面白さ、しんどさを痛感したので、来年はもう少し苦労しようかなと思います。