Intellij
をはじめとした jetbrains
系のIDEで現在installしているpluginよりも古いversionのpluginを入れようと思ったのでそのメモです。
背景
そもそもなぜわざわざ古いversionのpluginを入れようかと思ったかというと、jetbrains系のIDEでUIをカスタマイズするときに Material UI というのを使うのが一般的なんですが、先日IDEをアップデートして合わせてpluginもアップデートした直後から、Intellijを起動するたびにMaterial UIの設定wizardが毎回出るようになってしまい、ものすごくうざかったので、その原因と対処を調べてたというのが理由です。
原因
ありきたりなんですが、IDEのアップデートに合わせて Material UI の pluginもアップデートしたら、pluginのpreview版がinstallされてしまったことが原因でした。
どうやら jetbrains系のIDEに使われる pluginはpreview版であってもstatable状態であればIDEがEAP(Early Access Preview)版でなくてもpluginのpreview版がインストールされてしまう、ということがわかりました。
Mateial UIのページを見ると、僕がこの問題に直面した 2018年9月18日時点では以下のようになっていました。
これの Download Plugin
を見ると最新版が Material Theme UI 2.9.0-pre1
でstatableになっていました。どうやらこれが原因らしいです。
Changelog 2.9-pre PS: This is a very early release which has not be tested yet, but since I'm taking a break I wanted to release it before I go. If something goes wrong you can still revert back to 2.8.3.
ちなみに注意書きにこれが書いてあって、「じゃあそもそもなんでstatableやねんw」っていう気もしましたが、仕方ないので、このエントリを書いてる時点の1つ前のversionに戻します。
古いversionのPluginをinstallする
jetbrains系のIDEでPluginをDLする場合は3つの方法があります。
- Install jetbrains plugin ... デフォルトで指定されてる公式が指定しているplugin。各種言語のpluginはこれに当たる
- browse repositories ... 公式指定に限らず、一般の人も公開している全てのpluginをinstallできる。
- install plugin from disk ... 端末からバイナリを指定してinstallする。jetbrainsIDEに内包されてるpluginのinstallerを使わない。
今回は3つ目の install plugin from disk
を選択してpluginをinstallします。この手順は以下に掲載されています。
手順
- https://plugins.jetbrains.com/plugin/8006-material-theme-ui からこのエントリ執筆時点の最新安定verは2.8.3をDLする
- Preferences > Plugin > install plugin from disk を選択する
- 1でDLしたzipファイルをそのまま選択してください。取り込めるのは zip or jar だけみたいです。
- 正常に取り込めたらIDEを再起動します。
結果
2.8.3に戻したら毎回 Material UI の 設定ウィザードが開かなくなったので元どおりに戻りました。jetbrains系のIDEは結構罠が多いなと思います。