まえがき
年の瀬なので今年1年を振り返ります。
去年の振り返りはこちら:
育児編
忙殺
育児に忙殺された1年でした。多分来年も同じだとは思いますが。 1歳を過ぎて、つかまり立ちから歩くまでの成長が非常に早く、歩き始めてからは本当に目が離せなくなりました。
「育児は常にその時が一番大変」と言われますが、本当にその通りで、「歩き始めたら少しは楽になるかな?」「離乳食が普通食になったら楽になるかな?」と思っていましたが、結局、常にその時が一番大変だという印象は変わりません。
保育園の洗礼
4月から無事に内定をもらった保育園に登園するようになりましたが、すぐに病気をもらってきてしまい、夏が終わる頃まで1ヶ月のうち半分も登園できない状況が続きました。 特にGWにノロウイルスをもらい、それを皮切りに3ヶ月連続で何かしらの胃腸炎にかかりました。さらに、それが家族全員に伝染し、一家全員で嘔吐に苦しむ時期もありました。
私自身、これまでの人生で胃腸炎にかかったのは2、3回程度だったのに、保育園が始まってからの3ヶ月間で4、5回も経験し、本当にしんどかったです。
子どもの成長
保育園に通い始めてから、子どもの成長速度が一段階上がったように感じます。やはり集団生活で学ぶことが多いのでしょうか?
保育園の洗礼が終わって以降は体調も比較的安定し、登園も順調になりました。また、家では体験できないアクティビティを保育園で楽しんでいる様子を見ると、本当に助かります。
一番可愛い時期に100%子どもを見られない寂しさはありますが、保育園に行かせていなかったら育児ノイローゼになっていたと思います。子どもと適切な距離を保つことは、親の精神衛生上も非常に良かったと感じます。
自分の体調管理に気を使うようになる
これまで気を使っていなかったわけではありませんが、子供の持ってくる病気が一家全体の脆弱性となるため、夫婦のどちらかが必ず動ける状態を維持する必要が出てきました。そのため、手洗いやうがいなど衛生面を意識する機会が増えました。ただし、手洗いを頻繁に行うようになった結果、手が荒れてしまい、衛生管理の難しさを実感しています。
早起きになる
8時より前に起きたことがほとんどなかった人生でしたが、保育園の準備のために早起きする生活に変わりました。 自分自身が一番信じられませんが、人間の生活リズムは変えられるものですね(笑)。
私生活編
筋トレ続ける
気づけば筋トレを5年継続していました。 ここ数ヶ月は頻度も週2~3回に増え、非常に良いペースです。 育児をしていると子どもの食事時間などに合わせる必要があり、ジムに行くタイミングが難しかったのですが、最近はリモートワークの日に始業前にジムに行くルーティンを確立しました。朝からトレーニングをして仕事を始めるという、意識の高そうな生活を送っています。
プラモデルを始める
子どもの頃に好きだったプラモデル作りを再開しました。 きっかけは、20年ぶりに「ガンダムSEED」の新作が公開され、すっかり感化されてしまったことです。人間は案外単純ですね(笑)。
なお、「ガンダムSEED FREEDOM」は「顧客が本当に求めていたもの」そのもので、映画を見た後は力が抜けるような、これまでにない体験をしました。
仕事編
ベンダーマネジメントの業務を始める
今年から開発のアウトソース先のマネジメントを担当するようになりました。 いわゆる「外注管理」の業務ですが、この業界ではポジティブに捉えられることが少ないかもしれません。それでも、実際にやってみると学びが多く、スキルの幅も広がりました。また、自分が手を動かさなくてもプロダクトが形になっていくことの価値を改めて実感しました。
さらに、この業務は案外自分に合っていると感じました。
テックリードに戻る
テックリードの役割に戻りました。大きく変わった点は、上述のベンダーマネジメント業務が追加されたことですが、定期的にロールを行き来することで新たな視点を得ることの重要性を実感しました。
来年の話
育児が生活の大部分を占めており、プライベートも仕事も大きなトピックが少ない1年でした。 この年齢になると、日々の生活に能動的な変化をつけるのは難しいと感じますが、子どものおかげで強制的にカオスな生活を送ることができ、飽きることなく過ごせています。
来年は35歳になり、いわゆる「エンジニア35歳定年説」の年齢になります。もちろん、自分が定年になるとは全く思いませんが、区切りが良い年齢なのでキャリアの棚卸しをし、ここ数年あまり積極的でなかったカジュアル面談など外を見る機会を増やしていこうと思っています。