先に注意事項を書いておきます。
- コピペの仕方を書いているわけではありません。
- ソースコードの検索は実装の手助けをするものです。
- その前段階で設計や実装の準備はしっかり行っておく必要があります。
上記3つをこの記事では意識しています。
ソースコードを探すユースケース
ある特定の実装を想定する時に、どうやって実装するのかを考えます。
また、同時に、同じようなことをしているツール、ライブラリがないかを調べます。
誰かが似たような実装をしていたり、似たようなツールがあるので、あれば、そちらを使った方が実装工数は少なくて済むので楽です。
しかし、例えば、特定のライブラリを実装したい時に、ドキュメントだけでは実装方法がわからない場合があります。
ドキュメントに常に実装方法が記載されていれば言うことはありませんが、そうではなかったり、メジャーバージョンアップしたてのライブラリなどは、そもそも実装方法自体が世の中に出回ってなかったりすることが多々あります。
ドキュメント読んでもわからず、ぐぐっても求めているような実装コードが出てこなかったりするような場合を想定しています。
Githubのソースコード検索
そういう場合に役に立つのが、Githubのソースコード検索です。
Githubには上部にリポジトリやら、ユーザーを検索できる検索バーがありますが、実はこれ、ソースコードも検索できます。
※ 当然ですが、検索対象になっているのは、publicになっているリポジトリのソースコードのみです。
「Swift ◯◯(ライブラリ名とか、メソッド名とか、名前空間とか) 」を入れて検索して、左のナビゲーションのところに、書かれている言語一覧が出てくると思いますが、この言語一覧をクリックすると、その言語で書かれたソースコードが表示されます。
どういった時に役に立つか。
ライブラリのマイナーな機能を使ったり、出たばかりのツールのコードを調べたりっていうのに僕は使っています。
そもそも実装方法が世の中に出回っていなくとも、世界の誰かが実装していたりするので、その誰かの知恵を拝借したり、参考にしたりするために使っています。
しかし、冒頭にも述べたように、それはあくまで、設計が完了して、どういったコードを書けばいいのか頭に浮かんでいるという前提があります。
そもそも、検索対象のコードの該当箇所しか検索結果にはヒットしませんので、一部分を切り出したところでなんの約にも立ちません。
しかし、どういったコードを書けばいいのかわかっていたり、実際にライブラリのソースコードを眺めて、どこでどういうメソッドを使えばいいのか頭に浮かんでいる人には、どこかの誰かが書いたコードは非常に有用です。
ライブラリの使い方で悩んで時間をかけるくらいなら、検索手段の一つとしてGithubのソースコード検索を使ってみるのも一つのアイデアだと思います。