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Drastically Repeat Yourself !!!!

育休から復帰してみて変わったこと

はじめに

これは「子育てエンジニアAdvent Calendar 2023」 7日目の記事です。

adventar.org

About Me

  • 都内勤務。
  • 住まいは郊外。会社までは大体ドアドアで1.5時間くらいの通勤時間。
  • 今年の4月に第一子の娘が生まれた。
  • 核家族構成で夫婦共働き(今は奥さんが育休中)
  • 5月~7月末まで3ヶ月間育児休暇をもらった。

生まれた直後や、育休取った話は自分のブログで別でエントリを残していたりします。

ema-hiro.hatenablog.com

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今回は育休も明けて復職した今現在、以前と比較して変わったことや、復職してしばらく仕事をしてみたタイミングでどんなことを感じてるのか、ということを言語化してみました。

週末の過ごし方が変わった

元々週末に外に出るタイプでもなかったですが、旅行や家族のお出かけを除いて週末は基本的には家で、しかも子供のいるリビングで過ごす時間が増えました。
奥さんも土日に仕事があるタイプというのもあり、以前は自室で過ごすことが多かったのですが、ちょうど寝返りを打ち始めたくらいから放っておくとどこに行くかわからないので、リビングで過ごす時間は増えました。(ほぼ監視要員ですが)
ただ、ずっとリビングから身動き取れないのもしんどいので、1日にうちどこかは自室に籠らせてもらってます。

出かける先が変わった

週末のお出かけ先が大型ショッピングモールか奥さんの実家、がメインになりました。どちらも車で行ける範囲でかつ、子育て関連(特に乳幼児)のアメニティが充実していることが条件で、これを満たせないお出かけ先はいけなくなりました。
※ 実は生まれてからまだ一度も公共交通機関に乗ってません。

この辺もブログに書いてみました。

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もっと子供を連れて都内のイベントとか行くのかな〜とか思っていたんですが、まぁ現実問題かなり厳しいな、、というのが感想です。
都内に住んでいればまた話は変わってくるのかもしれませんが、郊外に暮らしてて都内に子連れで、しかも公共交通機関使う、というのはだいぶ億劫になってしました。

通勤が嫌いじゃなくなる

現職はフルリモートが許可されてはおらず、週に何日か出社する必要がある会社であり、ちょうど育休明けのタイミングでこの出社(RTO)がルール化されたのもあって最初は正直めんどいな〜と思っていたんですが、そうは言ってもサラリーマンなので定常的に出社し続けけてみて「通勤時間、実は一日の中で唯一1人になれる時間」ということに気づきました。
このことに気づいてから、毎日出社は流石にしんどいですが、定期的に出社する理由があるというのは、子供が出来て以降なかなか取ることのできなかった「一人の時間」というものを強制的に確保することに繋がってて、そのおかげか育児中少しずつ削られてたメンタル面が回復しました。
色々言われる RTO ですが、こういうのも考え方1つで前向きになれるものだなと思いました。
ちなみに通勤中はひたすらスプラ3の動画見るか、シーズンごとのアニメを消化しています。
(通勤時間は勉強時間?…え?なんのことですか?)

一人の時間というのは自分たち夫婦でも度々話に出るないようなのですが、子供は可愛いものの、やはり1日中拘束されざる得ないことで多少なりしんどい時間があるのは事実であり、定期的に子供と離れる時間は必要で、自分の場合はそれがたまたま「出社」だった、という感じです。
なお、出社日は丸っと奥さんにワンオペ依頼をしてる身でもあるので、そこは本当に感謝してもしきれません。

スキルアップのスタンスが変わる

これもよく言われてる話ですが、いわゆる「子供ができるとスキルアップの時間が取れなくなる」というこれに自分もぶち当たりました。
自分自身はもともと週末にコードを書いてたりするタイプではありませんでしたが、気になるトピックをつまみ食いしたりとか、本読んだりということに当てていた時間はほぼなくなりました(気分転換の読書はしますが、何かを学んでやる!みたいなモチベではなくなりました)

これに対して正直言うと葛藤はあったのですが、今はたまたまそういう時間が取れないタイミングというだけで、手のかからなくなるタイミングはそのうちくるので、子供の成長に合わせて調整していけばいいかな?くらいの考えでいます。
ただ、スキルアップに限らずなんでもそうですが、好きなことに自分の時間をフルで使える期間というのは思いの外短く、そしてありがたい時間だったんだな、と今思い返すと感じます。

一日のやることを極限まで絞る

上記のスキルアップのスタンスを変える話とも似てるのですが、育児周りのタスクをこなしていると一日の過ぎ去る速度が本当に一瞬で自分自身のやりたいことをする時間は子供が起きてる時間は殆どできないので、一日の中で「これやりたい」ということを普段ものすごく絞っています。
例えば子供向けの椅子を買った週末なんかは、それを「組み立てる」という目標だけ立ててそれさえ週末できれば「偉い!よくやった」と思うようにしてます。一番疲れてるときなんかは「メルカリの発送する」というタスクだけを週末にすることで自分のことを褒めてました。
できる限りハードルを下げて過ごしていないと、突発的なイベント(子供の対象不良など)に対応しきれないし、メンタルの余裕もなくなってしまうので、とにかく自分自身のやること(やりたいこと)を極限まで絞りつつ、かつサボれるところはうまくサボってと、元々決めてたこと以上のことができればすべて儲けものと思える状態を作れると、それだけで前向きになれました。

その他

政治に興味を持つようになった

政治家になりたいとかそういう意味じゃないです。
もともと経済状況とかを軽く眺めるくらいの興味しか持ってなかったですし、どちらかといえば子育て支援に予算回した方がいいんじゃないの〜?くらいの薄い関心しか持っていなかったのですが、子供を持った瞬間に見るポイントが明確に変わりました。
やはり子育てに関わる論点を挙げてる候補者に目が行きますし、政治そのものも子育てのトピックに対してどういうスタンスを取っているのか?ということを真っ先に見るようになり、当事者意識は上がったなと感じます。

良い父親像みたいな理想を捨てる

インターネットに触れてると「父親でもこれくらいできないと」といった発言を偶に目にしますし、自分も当初はそれくらい頑張らなければいけないのかな、、と気張ってもいたのですが、まぁやっていくうちにできることとできないことがある事に気づき、無理しても理想とのギャップでしんどくなるだけなので、そういうものを一切気にしないことにしました。
育児に関しては「最低限の冗長化」を目標としていて、奥さんだけしかできないことがないようにするということは担保しつつ、それ以上のことは自分にも期待しないようにしてますし、家庭でも期待しないで、ということを伝えてます。

おわりに

まとまりのない文章でしたが、書き出してみると「いかにメンタルを安定させるか」ということをフォーカスして自分は復職以降の生活を続けてきたことがわかりました。
自分の子供はもちろん可愛いです。ただ、育児が始まって以降公私問わず気の休まる時間がかなり減って、しんどい面はあるので夫婦でうまくサボれるところはサボりつつ、自分は自分で自分自身のご機嫌を取りつつ、心の余裕を作りながら子供と向き合っていこうと思います。